#002 サポーターフェチは肩身が狭い…

 男性なら(一部の人をのぞき)、女性の下着姿や下着そのものに興味があるのは当然といっていいでしょう。でも、スポーツ用の下着となると話は少し違ってきます。

 Web上には、女性下着を扱ったページがたくさんあり、同好の人が意見交換をする掲示板もたくさんあります。でも、ほとんどのページで取り上げているのは、女性らしさを表現する一般的な下着や、夜に似合う下着です。こういう掲示板でサポーターの話を出しても、ほとんどの場合受け入れてもらえません。悪くすれば、他の参加者から非難のレスが返ってくることさえあります。どうしてスポーツ系は受け入れてもらえないのでしょうか。

 男性にとって女性のスポーツ(あるいはスポーツする女性)は、スポーツというものが活動的であるが故に、女らしさとは対極に位置するものという感覚があるようです。そしてこの感覚のためか、そこで着用される機能本意のスポーツウエアも(一部をのぞき)、男性にとっては女性を感じないものとなっているのです。下着であるはずのサポーターもしかりです。
 ただスポーツウエアの中でも、テニスウエアやレオタード・水着などは、男性の熱い視線を受けています。そこにはパンチラがあったり、通常のウエアより肌の露出が多いなど、男性にとっては女性という「性」を感じ取ることができるからです。が、その下に着用されているサポーターに興味を示す男性は、やはりほとんどいないのが現状のようです。女性のスポーツサポーターについての情報が、男性にとってはあまりにも乏しいからかも知れませんが。

 それともサポーターフェチはやっぱり特異な存在なのでしょうか。


目次