第1話

水着におけるアンダーショーツの効用


 皆さんはじめまして、LAYと申します。
 自分はアンダーショーツ鑑賞派で、水着から透けて見えるアンダーショーツラインと、そのような女性をこよなく愛する者です。中学校で、クラスメートの女子生徒が紺の競泳用水着からアンダーショーツのラインを透けさせるのを見て以来、最も女性の恥じらいを想像させる姿として、アンダーショーツラインを愛してきました。そんな自分ですが、女性自身がアンダーショーツのことをどのように思っているのかは、常に大きな疑問でありました。このHPに参加されている皆さんにも、そのような方は多いのではないでしょうか。
 そんな時、2年前に卒業旅行として海外に行った際に、そのツアーに参加していた2人の女性の、アンダーショーツに関する議論に参加する機会がありました。参考までにその時のことを報告したいと思います。

 その2人の女性のうち、1人はその旅行のツアコンである30歳の独身女性で、海外を 飛び回ってることもあり、パンツルックで颯爽と歩く姿がかっこいい、茶髪で長身 の美人といってよい女性でした。もう1人の女性は、自分と同じ様に卒業旅行として参加していた卒業間近の女子大生で、やや垂れ目が愛らしく、膝上ミニのフレアースカートがよく似合う可愛らしい娘さんでしたが、それ以上に理知的な話が出来るのが強く印象に残った女性でした。仮にツアコンの女性をNさん、女子大生をYさんと呼びましょう。

 そのツアー中に、ツアコンのNさんも含めて参加客みんなで食事に行ったことがあったのですが、その際自分は、Nさん、Yさんと3人で同席することになりました。食事をしながら色々な話をしましたが、気がつくとツアーの他の人達は外出したようで、レストランには自分達3人だけが残っていました。
 3人ともかなりお酒が入っていましたが、どういう経過からか水着の話になりまし た。Nさん、Yさん2人が、何処の水着がいいとか話してる時に、自分が何気なく「アンダーショーツは何処のがいいの?」と尋ねたら、Nさんからは「私、アンダーショー ツなんてはかないわよ」との答えが返ってきました。うーん、アンダーショーツ非着用派だとは残念、と思ったのですが、その答えにYさんが「アンダーショーツ使わないなんて信じられない」と自分以上に激しく反応したのでした。Yさんはアンダーショーツ着用派だったのです。
 Nさんの方も「アンダーショーツはくなんて信じられない」とお互いに全く正反対の意見でして、そこから議論が始まったのでした。

 まずNさんですが、初めてアンダーショーツを使ったのが中学生(女子中だったそうです)の時で、学校からアンダーショーツを購入するように指示されたそうです。最初はクラス全員が、訳も分からずアンダーショーツを着用していたそうなのですが、水着の裾からはみ出したり、アンダーショーツラインが水着の上に出ることが恥ずかしく、また学校の紺のスクール水着ではアンダーヘアーが透けることはまず無く、透けても女生徒ばかりということで次第に着用しない子が増えていったとの事でした。
 Nさん自身も次第に使わなくなり、高校生になると全く使わなくなったそうです。着用するのは、アンダーショーツを使ってるかをいちいちチェックする女体育教師の授業の時だけだったそうで、学校だけでなくプライベートの水着でも、アンダーショーツを使わなくなり現在に至ったそうです。アンダーショーツを使うと裾からはみ出したり、ラインが透けて見えるのが恥ずかしくて嫌だと言っていました。
 「アンダーショーツを使わなければヘアーが透けたりしないか?」との自分の疑問には、水着の色が濃い色なら心配無いし、薄い色でも水に浸かったりしないで体を焼くだけなら問題ないとの答えでした。そして「アンダーショーツをはくと窮屈でuncomfortableだ!」とも語り、女性にとって水着の中で体に張り付くアンダーショーツは不快なのだと教えられました。

 対してYさんですが、初めてアンダーショーツを使ったのが同じく中学生(やはり 女子中とのことでした)の時だったそうです。ただYさんの場合、一番最初に体育の授業で、アンダーショーツとは何なのか、何のために着用するのかということを教えられたとのことでした。
 Yさんの学校のスクール水着は赤色だったそうで、アンダーショーツを着用しなければ確実にヘアーが透けるということもあり、女生徒ばかりとはいえ、100%アンダーショーツを着用していたとのことでした。そのためYさんは、プライベートでも必ずアンダーショーツを着用していると言っていました。
 その時Nさんから「でも色の濃い水着の時にはアンダーショーツは不要じゃないの?」との質問がありましたが、Yさんは「色が濃い水着は透けることは無いけど、アンダーショーツを使わないと水着が食い込んで恥丘や前の割れ目がくっきり分かることがあったり、アンダーヘアーが水着の裾からはみ出すこともあるから、色が濃くても着用しないといけない」と反論しました。
 自分はこの時初めてアンダーショーツには食い込み防止の役目と、アンダーへアーのはみ出し防止の役目があることを知りました。
 更にYさんはアンダーショーツのもう一つの役割として、水着の肌触りを良くすることがあると言いました。女性の敏感な部分は水着でこすれることでも炎症を起こすこともあり、それを防ぐためにアンダーショーツは必須だと語りました。また今では、アンダーショーツをはかないで水着を着けると、なにか変な感じがするとの事でした。
 これらの事は、Yさんは一番最初の中学校の体育の授業で教えられたと言い、「こういう事は女性の常識だと思っていた」と語りました。もちろんNさんはこういった事は初めて知ったとのことでした。
 そして自分はYさんに一番気になることを尋ねてみました。「アンダーショーツをはいてると、水着の上からラインが透けて見えるけど、それはどう思うの?」と。「確かにラインが見えたり、アンダーショーツがはみ出したりするのは恥ずかしい。でもはみ出すのは自分が注意していれば防げるし、アンダーヘアーが透けたり、割れ目が透けたりする方がもっと恥ずかしい。そう思うとアンダーショーツのラインが透けて見えるのは仕方ないし、女性のエチケットとしてアンダーショーツを着用するのは当然です」とYさんは答えてくれました。「ただやっぱりアンダーショーツのラインが出るのはすごく恥ずかしいから、男性にはあまり見られたくはないですね」と笑って付け加えました。
 Yさんは出来るだけラインが出ない様に水着によってアンダーショーツの種類を変 えており、5,6枚持ってるとのことでした。またアンダーショーツが窮屈であることはYさんもNさんと同意見でしたが、窮屈でもエチケットとして必要だからアンダーショーツを使うとも言いました。

 Yさんの話は説得力があり、Nさんも最後は「私もきちんとアンダーショーツを使うようにしよ」と喜ばしいことにアンダーショーツ着用派に転向しました。また2人の周りの女性はどうかと尋ねたところ、Nさんの友人は非着用派が多く、逆にYさんの友人は必ずアンダーショーツを着用するとのことでした。
 この議論を聞いて以来自分が思うことは、世の中の女性のどれくらいが、Yさんのようにアンダーショーツの事について知っているのだろうか、ということです。アンダーショーツ愛好家の自分達にとっては、女性がヘアー透け防止のためだけにでも、きちんとアンダーショーツを着用してくれれば嬉しいですが、その点は除いても、自分自身の大切な所がこすれて炎症を起こすことを防ぐ意味でも、アンダーショーツは必須だということを理解できていないのでしょう。
 この後に自分の出会った女性と話をしても、非着用派の人はもちろん着用派の人でも、ただ漫然とアンダーショーツを使用している人は、炎症防止の役割は、まずほとんどが知りませんでした。自分の体の事なんですけどねえ。
 やはり大切なのは、Yさんのように一番最初にきちんと教えてもらうことですね。Yさんの学校の体育教師が、きちんとした人だったのでしょう。あと本人の性格や生活用式もあるのでしょう。
 Nさんはツアコンで世界中を旅行していましたが、西洋の女性はアンダーショーツなんてまず使わないとの事でした。開放的なのと、アンダーへアーと肌の色が大差なく、水着が透けても、日本女性のようにヘアーが黒々と透けることは無いためだそうです。そういう生活をしてたのもあって、アンダーショーツを着用しなかったのでしょうね。

 現在、自分は女性とアンダーショーツの話をする機会があると、Yさんの言ったアンダーショーツの役割について啓蒙して回っています。そしてその事で、少しでもYさんのような、女性のエチケットを身につけたアンダーショーツ着用派の人が増え、自分自身の楽しみにも繋がると思っております。
 Nさん、Yさんとは、この後も女性が股間は急所かどうかという話題についても議論したのですが、このHPの主旨とは異なるので割愛します。
 今まで述べてきたことは、Nさん、Yさんの2人の女性だけに当てはまる事かもしれませんが、自分には大変参考になった出来事でした。これを読まれた皆さんはどのように感じられたでしょうか?特に女性の方で「Nさん、Yさんの言ってることは違う!」と反論のある方や、肯定の意見などぜひ聞かせていただきたいです。

 では長文にお付き合い下さいありがとうございました。皆さんの御感想・御意見をお聞かせ下さい。



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