|
道夫は拓朗の「狼藉」の報告を聞いて興奮し切った。 「透明人間になればなんでもやり放題じゃないか」 「でも、やはり触ったりはできないぜ」 「うーん、やっぱりな」 道夫は少し考え込んだ。 「でも、おれも透明になりてえよ」 道夫は素直な自分の気持ちを言った。 「お前はなぜ透明になりたいんだ」 拓朗は訪ねた。 「・・高橋文緒の裸が見たい」 「へえ、お前、高橋が好きなのか」 高橋文緒というのは、道夫と拓朗のクラスのクラス委員だった。 頭がいい上に美人。さらにスポーツ万能だった。おまけにバストが90はあるという感じだった。 特に水泳はインターハイにも出られるくらいの実力で水泳部の2年生エースだった。 しかし、拓朗たちの高校のプールは室内の温水。水泳部の・・特に女子の練習はそうそう見ることができなかった。 学校では文緒の薄々のハイレグ競泳水着姿はめったにお目にかかれなかった。 競技会の応援に行けばいいのだが、そんなことをしたら何をいわれるかわからない。 道夫はそれがまだ恥ずかしかった。 文緒の競泳水着姿を想像するしかなかった。 校内で文緒の競泳水着姿が見れるだだ一回のチャンスがあった。 それは部で学校代表選手を決める競泳記録会の時だっだ。 ただし、これは男女別に行われ、一般生徒は見ることができない。 「去年、覗こうとした奴が顧問のゴリラに殴られたって聞いた」 水泳部の顧問教師はゴリラと呼ばれゴツイことで知られていた。 「裸じゃなくてもいい。競泳水着姿が見てえ」 「よし、協力するよ。この前のお返しだ」 「わあ、やったぜ!!」 道夫は歓喜の声を上げた。 |
|
拓朗たちの高校の室内プールは3階建ての体育館の1階にあった。 50メートルの競技会にも使える本格的な施設だった。 光は入るが視線を遮るようにまわりは曇りガラスだった。 道夫と拓朗は、授業が終わってすぐ、文緒たち女子水泳部員たちが集まり始める前に体育館の男子トイレの個室に飛び込んだ。 「よし、クスリ飲んだら全部脱いで、このバッグに中に入れろ」 拓朗は言った。 「た・・たまんねえ」 道夫はすでに興奮している。 もう、勃起もしているようだった。 「おれは3時間、図書室でこのバッグを持って待っているからな。3時間したら、このトイレの入り口に来るから。もし、変なことがあったら図書室に逃げてくるんだぞ」 「オッケー」 クスリを飲んだ道夫は序々に透明になった。 「水の中に飛び込んだらまずいよな」 興奮している道夫は、水泳部員と一緒にプールで泳ぐつもりでいるらしい。 「なに、言ってるんだ。透明になっても物質がなくならないって言ったのはお前だろう。上がってきたとたんに身体についた水でバレるぞ」 「そうだよな」 「おい、しっかりしてくれよ」 道夫は興奮のあまり、冷静さを欠いている。 「よし、完全に透明だ。パンツ脱げ」 宙に浮いていたパンツから身体の張りがなくなった。 「じゃあ、行って来る」 「よし、がんばれ」 まるで特攻隊のような挨拶をして2人は別れた。 透明となった道夫はプールへのドアをそっと開いて中に入った。 幸いまだ誰もきていなかった。 途中、鏡があり自分を写してみたが、まったく透明になっていた。 『す・・すごい』 道夫は心からそう思った。 ほどなくして女子水泳部員たちがプールにやってきた。 その中には夏の白いセーラー服姿の文緒もいた。 「今日は勝負ね」 部員たちには笑顔が少なかった。 2年生はこの日、選手に選ばれなければもう選手となるチャンスはないのだ。 一方、1年生にもなんとか選手に選ばれたいという強い気持ちがあった。 緊張感と集中が部員たちを支配していることは道夫にもわかった。 「私、この日のために新しい水着、買ちゃった」 道夫は恐る恐る文緒に近づいて友人との話を聞いた。 「本番になったら着替えるから・・」 文緒たちはそのまま更衣室へ入った。 道夫もそれに続いた。 中ではもう数人の水泳部員たちが着替えを始めていた。 『こりゃすげえ!!』 部員たちはまず、白いソックスを脱ぎ、次にセーラー服の上を脱いだ。 ほとんどの部員たちが広い肩幅をしている。 しかし、乳房の大きさは様々だった。 大きい娘もいれば「ペッタンコ」な娘もいた。 ほとんどの娘が白いブラジャーをしていた。 文緒はどの娘よりも美しいプロポーションをしていた。 バストも形はよく大き目だ。 肌はきめ細かく美しい。 室内プールでの練習が多いために日焼けはしていなかった。 選手たちは次に紺色のスカートを脱いだ。 身体にピッタリとしたパンティが露出した。 本物の女子高校生水泳選手の集団着替えを生で見れる男子高校生はいない。 道夫は・・透明人間の道夫はその地球上で数少ない一人になったのだ。 一人の女子高校生がブラジャーに手をかけた。 後ろにある金具を外すと、その娘の胸囲を隠していたカップが緊張を失ってはずれ、プルンと揺れた乳房が外に飛び出した。 競泳選手たちはブラをとると今度はパンティに手をかけた。 『す・・すげえ』 道夫は、女子が水着に着替える時にはタオルで身体を隠すものだと思っていた。しかし、現実は違っていた。 裸・・一糸まとわぬスッポンポンで更衣している。 男がいなければ、女は「スッパダカ」でも平気なのだ。 道夫の男根には狂ったように血液が流れ込んだ。 バンバンに膨張している。 血液の流れの音が聞こえるくらいの勢いだった。 しかし、ここで射精するわけにはいかないと思った。 拓朗に聞いた話では飛び出した精液も見えないという。しかし、匂いは消せなかったと聞いていた。 栗の花の匂いを振りまいて、異常を気づかせるわけにはいかなかった。 道夫は我慢するつもりだった。 文緒を他の選手と同様に下着を取った。 待ちに待った文緒の裸身だった。 あまりに美しかったために、道夫は透明人間となったとわかっていてもしばらく正視できなかった。 文緒はすぐには水着にはならなかった。 「あら、文緒。いつもの精神統一」 仲間の部員が文緒に言った。 「うん」 文緒は短く答えた。 文緒は長めの髪を後ろでまとめ下着を一切着けないまま全裸のまま、コンクリートがむき出しになっている更衣室の壁に向かった。 文緒は少し脚を開きそのまま、壁に手をつき、目をつぶった。 そして、ゆっくりと上半身を半分折った。 文緒の形のよい乳房が下に垂れた。 その姿を背後から見ていた道夫はその屹立(きつりつ)した男根を、文緒の尻から差し入れたい衝動に襲われた。 息も荒くなっているが、それを音にはできなかった。 文緒の方はゆっくりと息を整えている。 「はあ、はあ、はあ」 文緒は気分を高めていた。 呼吸は腹でしている。 6つには別れてはいないが、腹の筋肉は少女としては十分に発達したものだった。 女子高校生の腹の筋肉がゆっくり波打っている。 「はあ、はあ、はあ」 汗もうっすらと浮いてきた。 少しだが乳房についている乳首も固くなり始めているようだった。 競泳選手が精神統一している。 道夫は前に回り込み、真下から文緒の肩とそれから続いている豊かな乳房を見上げる位置に座り込んだ。 文緒は目を閉じている。 『た・・たまらない』 道夫の男根はいままで16年間生きてきて経験がないほどにきつく勃起している。 道夫は透明な自分の手で少し触れてみたが、破裂しそうになっている。 もう見ていられなかった。 これ以上、見ていると射精してしまいそうだ。 美少女のまっ裸の姿を見て耐えることができるほどの自信がなかった。 透明人間の道夫はそのまま、音を立てずにやっとの思いで女子更衣室の隣にあるシャワールームに入った。 そして、タイルの壁に向かって一気に射精した。 匂いが出てはまずいとは思ったが、仕方なかった。 『は・・はあ・・はあ』 律動が数回あって果てた。 幸いなことにまだシャワールームに入ってくる部員はいなかった。 「じゃあ、行くよ」 部員たちは外へ出ていった。 文緒も水着を着けてプールに向かったようだった。 |
|
「ようし、今日は代表選考レースを行う。全員がんばるようにな」 全員を集めてゴリラが言った。 「今日は1対1のマッチレースで行う。もちろん、タイムがいい方が代表選手となる。わかったか」 「ハイ」 女子水泳部員全員が答えた。 その場には透明人間となった道夫もいた。 ほとんどの部員がジャージだった。 中には上だけの者もいた。 道夫は来た時にはすでに準備体操が終わっていた。 「よし、それぞれアップするように」 「ハイ」 そう答えると全員がジャージを脱いで、競泳水着姿となった。 そして、ゴーグルとキャップを着けて次々と水の中に滑り込んでいった。 文緒は紺色の競泳水着だった。 プロポーションは道夫の予想通り、水泳部員の中でピカイチだった。 文緒も他の部員たちと一緒に水の中に飛び込んだ。 「よし、始めるぞ」 ゴリラの声で全員がプールから上がった。 「200メートルは2競技目だよ」 文緒も練習の泳ぎを終えて、プール脇に作られた衝立に仕切られた「控え室」に入った。 「控え室」に入った文緒はタオルの中から赤い水着を取り出した。 水着はきれいに折たたまれていた。新品のようだった。 文緒は赤い水着を脇に置いてベンチにいったん座った。 そして、いままで着けていた紺色の競泳水着に手をかけた。 裸になった文緒はその新品の赤い水着を開いて脚から着け始めた。 『勝負着っていう奴かな』 道夫は思った。 赤い水着は文緒がそれまで着けていた紺色の水着以上にハイレグの角度が鋭い。 これ以上、角度が鋭いと確実に「マンコの唇」がはみ出してしまうほどのハイレグだった。 また、繊維の張りが強いのか容赦なく文緒の身体を締め上げた。 文緒の身体を締め上げる競泳水着は文緒の豊かな胸を押さえ込もうとしたが、その豊かな乳房は逆に競泳水着を突き上げた。そのため、乳房の形がはっきりした。 『オッパイの真空パックみたいだ』 競泳水着姿の女子を道夫は間近で見たことがなかった。 じっくりと文緒の乳房を正面から見た。 はっきりと乳首の位置がわかった。 マッチレースがいよいよ始まろうとしていた。 文緒の相手は1年生だった。 文緒よりスレンダーなタイプだった。 しかし、その分、いかにも力強く早そうな筋肉だった。 もちろん、道夫は文緒を注目していた。 文緒を見ることが最大の目的だったからだ。 「次の組、用意をしてください」 競技の補助をしている部員が呼びにきた。 「はい」 文緒とその1年生部員がプールに向かった。 透明人間となった道夫はプールサイドまでついていった。 前のレースが終わり、水面が平坦となる間に文緒たちのレースの準備が進んだ。 マッチレースとなるために第5コースと第7コースが使われ1コースあけてある。 道夫は文緒の間近まで近づいた。 そして、中腰になった。 文緒の下半身を見るためだった。 まったく新しい水着にまだ文緒は慣れていないようだった。 ジャージの上だけを着けて、下のライン・・特にビキニラインを盛んに直していた。 『げっ・・すげえハイレグ』 道夫は思った。 Hな雑誌などでは見たことがあったが「生」を見たのは生まれて初めてだった。 同級生がこんな『すごいハイレグ』水着を着けていることにも『感動』した。 また、文緒の身体の美しさは予想以上だった。 文緒は制服を着ると小柄に見える。 肩幅が広いのが特徴だ。 しかし、いま道夫の目の前にいる文緒はまさしくアスリートの肉体だった。 「はあ・・はあ」 道夫は思わずためいきをついた。 「あらっ」 その音を腕を回していた文緒は察知したようだった。 精神が集中すると微妙な音も聞こえるのか。 道夫はしばらく動かないでいた。 文緒はまわりを見回して誰もいないことを確認した。 そして、準備運動を再開した。 脚や腰などを回して十分にストレッチがすんだのか、文緒は「樽」の方に向かった。 「樽」というのはプールの水の入ったバケツで、選手は水着を濡らして密着度を高める。 道夫は文緒についていった。 文緒はそこでやっと上半身のジャージを脱いだ。 赤い新品のハイテク水着がかっこよかった。 文緒はまず水を胸につけた。 そして透明人間となっている道夫の目の前でウルトラハイレグのビキニラインの前後を直し始めた。 『あっ』 道夫ははっきりとビキニラインの奥にある文緒の「女の谷」を目撃した。 チラリと見えた谷・・いや、チラリとしか見せてくれないことへの『渇き』。 それがさらに道夫を興奮させていた。 ラインを直す仕種は、たまらなくかわいく、そしていやらしかった。 その仕種をする時には息を大きく吸い込んでいるためか、やや大きめの乳房がかすかに上下運動をした。 『ち・・ちくしょう、触りてえ!!』 道夫は心の中で目一杯、自分の欲望を叫んだ。 叫ばなくては、本当に形のいい文緒の乳房を鷲掴みにしてしまう。 文緒は懸命にラインを降ろしてハイレグの角度を抑えようとしているが、もともと、そのように作られた競泳水着は、文緒の思うようにはならなかった。 結局、女の谷間がはみださない程度に収まった。 透明人間の道夫がしゃがんでよく見ると、文緒の恥毛の剃り跡がはっきりわかった。 競泳選手は・・女子の競泳選手は極薄で超ハイレグの競泳水着を着けるために恥毛を剃髪する。一秒、いや一千分の一秒を縮じめるために、あるべき毛を剃り上げる。 それがスポーツの厳しさなのだ。 羞恥心など必要ない。 『ま・・マンコが丸だし』 文緒は確かに童女のように毛がない。しかし、毛のなくなった谷間は確かに「女」のものだった。 道夫はそう思った瞬間、射精してしまった。 透明人間となって2度目の射精だった。 何度か波が来た。 第一射は、かなり遠くまで飛んだ感じだったが、どこへいったかわからなくなった。 プールの方向を向いていたからプールの水の中に落ちたかもしれない。 それなら「栗の花の匂い」は出ないはずだ。 『はああ』 道夫は律動している間に文緒は自分の座席に戻っていった。 栗の花の匂いには気づかなかった。 道夫はなるべく、自分のペニスに触らないようにした。 もし、精液が見えてくると、自分の存在がわかってしまうことを恐れたのだ。 「じゃあ、200メートル自由型やるぞ」 ゴリラが言った。 「では用意して・・」 係の部員が2人に声をかけた。 「ガンバ文緒!!」 2年の文緒の同級生たちが声援を送る。 「先輩だからって手加減するな!!」 1年生の選手にも同級生から声援が飛んだ。 二人のこれから極限まで使う自分の筋肉を手足を振って震わせた。 道夫は文緒の間近で文緒を観察した。 言葉には出なかったが本当に美しいと思った。 こんな美しいものが自分の身近に・・それも同級生にいたとは信じられなかった。 「レディ(用意)」 その言葉で二人はスタート台に上がった。 バンというピストル音がして2人は水の中に滑り込んだ。 「いけ!!」 2人を応援する声が一段と大きくなった。 レースは最初は圧倒的に文緒がリードし優勢だった。 しかし、50メートルをターンするあたりから1年生の選手がじりじりと距離を詰め始めた。 最後で100メートルでは完全に1年生の選手の方がリードした。 大きなしぶきをたたて、1年生選手がプールサイドをタッチしてレースは終わった。 「やった」というように1年生の選手は大きくジャンプした。 「うあ、やったよ、やった!!」 1年生たちからは歓声があがった。 それとは対照的に2年生からは声がなかった。 かすかに「あーあ」という声だけがした。 ヒロインが墜落した瞬間だった。 元気いっぱいにプールから上がってきた1年生に対して文緒は力なくプールを上がった。 「時間・・」 文緒はそれを聞かずにジャージも着けず、水着のまま仮設の更衣室へ戻っていた。 負けた・・文緒にその事実がのしかかっているのはよくわかった。 それも1年生に・・。 |
|
文緒は肩を落として衝立の中の控え室に入った。 勝った1年生のまわりには1年生部員たちの輪が出来ている。 歓声さえあがっていた。 エースを破って新しいヒロインの誕生に部員たちは喜んでいるのだ。 文緒はキャップとゴーグルを取って、水着を上半身だけはずした。 透明人間の道夫は文緒の前にいた。 文緒の解放された大きめの乳房がかすかに揺れている。 文緒は泣いているのだ。 勝負の世界にあるのは「勝ち」と「負け」だけだ。 文緒は「負け」の悔しさをかみしめている。 敗者となった文緒の様子を道夫は見ていた。 普通ならクラスメートとして文緒をいたわるべきだろう。 いや、人間として当然の感情だった。 道夫の気持ちの大半を占めている感情だった。 しかし・・・。 しかし、道夫の中に異常な別の感情が芽生えた。 「凌辱」 負け犬となった文緒の気持ちに乗じて身体を自由にする。 冥(くら)い・・あまりに冥い感情だった。 今、透明人間となった道夫にはそれができる。 道夫自身がそう思った瞬間、その異常な感情が風船を膨らませるように一気に膨張した。 道夫は文緒の後ろに回った。 そして、透明な手で口を塞いだ。 「きゃあ」 その悲鳴は声にならなかった。 文緒は恐怖したのか震えだした。 透明人間の道夫は文緒を樹脂で作られたベンチに押し倒した。 文緒からすれば不気味な力が前から加わった感じだった。 恐怖のせいか何もできない。 そのまま、ベンチに仰向けになった。 「ど・・・・」 文緒はなんと言っていいかわからなかった。 「どうしよう」と言いたかったが声にはならない。 もう、道夫は止まらなかった。 まず、下半身だけを覆っている競泳水着を、思い切って引き下ろした。 文緒は怪しい「もののけ」の力で一糸まとわない生まれたまんまの姿にさせられた。 そして、透明な道夫は文緒の上に覆いかぶさった。 とはいっても外目には文緒が勝手に仰向けになっているのだ。 透明人間の道夫はその透明な手で、己の欲望のままに文緒の濡れた乳房を思いきり揉み始めた。 生まれて初めて触れる同年代の女の子の乳房の柔軟性と肌触りの心地よさに道夫はさらに興奮した。 「は・・ああん」 文緒も感じた。 化け物に身体を蹂躙されている。 しかし、それを許している・・許す気分になっているのだ。 お化けに乳房を揉まれている。 もしかしたら身体を貫かれるかもしれない・・・。 その異様さ、妖しさに心を奪われているのだ。 一方、道夫の透明な男根はもう爆発しそうになっている。 『く・・くそう』 目をつぶって悦楽の表情を見せ始めているクラスメートの美少女の自分の制御がきかなくなっている。 道夫は文緒の形のいい唇にキスした。 「はああん」 文緒はもう脚をM字にして・・透明人間の道夫を受け入れる体制になっていた。 『もう、どうなってもいい!!』 道夫は身体を折って、しゃがみ女子競泳選手の股間の中心・・そう『マンコ』と呼ばれている部分を舐めた。 いや、舐めたというより咬みついたと言う方が正確だった。 欲望を舌先に込め、生殖のための溝をこじ開けた。 「はああん」 文緒の気持ちは敗北から性に気持ちが移行しつつあった。 数秒間、ぴちゃぴちゃという音を立て道夫は憧れの美少女の股間を・・かすかにある肉の突起を中心に・・舐めた。 突起は「クリトリス」と呼ばれていること。そして、性的興奮で勃起することを道夫はこの時点では知らなかった。 「はああ」 透明人間の道夫は透明人間となって初めて声を上げた。 そして、いったん、クラスメートの美少女の身体から自分の身体を離し、体勢を立て直した。 文緒はまだ、仰向けだった。 性的な興奮で身体が朱に染まっている。 脚をM字に開いている。 道夫は体勢を立て直して、そのM字の中心に向かって自分の男根を突き進ませた。 『ああっ』 次の瞬間、道夫は爆発してしまった。 接合しない間に競泳選手の股間に向かって自分の「精」を射ってしまったのだ。 「はあん、何?」 文緒は液体の感覚に身体を引き上げた。 次の瞬間、目を開けた文緒は驚くほどの悲鳴を上げた。 「ぎゃあ、化け物!!」 果てたばかりの道夫は、その声にあわてて更衣室の鏡を見た。 「うわっ」 鏡に写った道夫はなんと内蔵と脳、そして、血が溜ったように見える男根だけの中途半端な透明人間になっているのだ。 道夫はあわてて、文緒の身体から飛びのいた。 「きゃああ」 飛びのく時に脳がプルンと揺れたのを見た文緒はその場で卒倒した。 『薬が切れた。これはまずい!!』 道夫は衝立の「更衣室」を飛び出した。 幸い、水泳部員たちは競技会に集中していて、誰もいなかった。 体育館を出ると拓朗が待っていた。 「なにやってたんだよ。もう見えているぞ」 拓朗は言った。 「さあ、トイレに入って・・」 道夫と拓朗は急いでトイレに入った。 「た・・助かった」 道夫は言った。 |
|
翌日、道夫と拓朗が教室に行くと文緒がいた。 道夫は昨日のことを思い出してまともに白いセーラー服の文緒を見られなかった。 道夫はボケッと外を見ていると文緒が声をかけてきた。 「田村くん」 道夫はドキリとした。 透明人間となってした「悪戯」がバレたかと思った。 「な・・なんだよ。高橋・・」 「なに、慌てているの?」 文緒は不思議そうに言った。 「田村くん、今日は日直でしょう。はい、日誌の引き継ぎ」 文緒は日誌のノートを道夫に突きつけた。 「あ・・あっ、そう」 道夫は文緒にそう言うのが精一杯だった。 目の前にいる少女の股間に精液を吹き出したのだ。 その競泳水着姿に何度も何度も射精したのだ。 どういう態度をとっていいのか。 「何、胸見ているの。やらしいわね」 文緒は目を合わせないように下を向いた道夫が自分の豊かな胸に注目していると誤解しているようだ。 「変なとこ、見ないでよ」 そう言って、道夫の席を離れた。 しかし、それ以上の事件は起こらなかった。 放課後、校舎の屋上に拓朗と道夫がいた。 「どうするか。この透明人間になるクスリ」 拓朗は瓶に入った白い透明薬を見つめながら言った。 「どうって」 「捨てるとか・・」 「もったいないじゃん」 2人の心の隅に「悪戯」したチアガールや文緒への後ろめたさがあった。 「使い方でいいことを考えたぞ。職員室に入って試験問題を見てくるとか」 あまり2人を興奮させる素敵な使い方ではなかった。 「やっぱさ・・」 拓朗は言った 「やっぱ?」 道夫は言った。 「・・今度は新体操部のレオタードの着替えが見たい」 拓朗のその一言で2人とも悔恨が吹き飛んだ。 「やっぱり、この使い方が最高だよな」 2人は冥い感情を振り切って、心の底から笑った。 |