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「くそ、今日も遅刻だ。やべえな」 私立清涼学園高校2年、芳賀拓朗はややあわてていた。始業時間をもう30分も遅れて通学路を走っていた。 拓朗は遅刻常習犯だが2学期に入ってもう20回も遅刻しており、担任から親に連絡が行ったばかりだった。 「ああっ」 拓朗は目の前に飛び出してきた老人と衝突してしまった。 拓朗と老人は路上に倒れてしまった。 「大丈夫ですか」 拓朗は言った。 よく見ると老人は通学路にある骨董品屋の主人、深田だった。 「なんだ、拓朗か」 深田は言った。拓朗は家にある古いアニメのシールなどを深田に時折、売って小遣いにしていたのだ。 「深田さん」 「こんな時間じゃ、また、遅刻だろう」 「うん」 拓朗は立ち上がって、深田の手を引いた。 「ありがとう」 深田は言った。 「しかられてもしかたないな」 「・・・」 深田の言葉に拓朗は何も言えなかった。 「まあ、遅刻ぐらいで落ち込むなよ」 「うん」 拓朗の表情は冴えない。 「そうだ、拓朗はお得意さまだから、いいものをやろう」 深田は瓶に入った20錠ほどの白い錠剤を拓朗に渡した。 「なんですか。これ」 「19世紀の英国製の“透明”キャンデーだ」 「“透明”キャンデー・・?」 「なんでも、舐めると透明人間になれるそうだ」 「あはは」 拓朗は大声で笑った。 「冗談グッズ?」 「まあ、古いものだからな。骨董市で500円だった。まあ、これでも舐めて元気だせ」 登校した拓朗を待っていたのは案の定、担任の教師の厳しい叱責だっだ。 自分が悪いとはいえ、腹立たしかった。 家に帰り、自分の部屋に入ってベッドに寝ころんだ。 何もする気にはなれなかった。 深田からもらった“透明”キャンディーがあることに気が付き、拓朗は瓶のふたを開いて、それを一粒口に放り込んだ。 気分転換のつもりだった。 やや苦みがあり、ほこりっぽかったが、甘かった。 拓朗はそのまま、ベッドで寝てしまった。 3時間くらいたったろうか、ドアが開いた。 拓朗の母親が立っていた。 「あれ、変ね。拓朗いないじゃないの。制服だけ脱いでどこへ行ったのかしら」 母親はドアを閉めた。 「なに、いっているんだよ。ここにいるじゃないか」 拓朗は起きあがって部屋に置いてある姿見を見た。そして、心臓が飛び出すほど驚いた。 首なし制服だけが宙にある。 「ええっ、なんだよ」 拓朗はどうしたらいいかわからなくなった。 しばらく、拓朗はじっとしていた。 山で遭難したら動くなという言葉を思い出した。 透明状態になるということが山で遭難したような気分になっている。 やがて、歯が見えてきた。次に頭蓋骨、そして、最後に肉が見えてきた。まるでクラゲだった。数分で元に戻った。 「ほ・・本当に“透明”キャンディーだったんだ」 翌日、拓朗は親友の道夫を家に誘った。 「ちょっと、すごいことがあるんだ」 自分の部屋で拓朗に“透明”キャンディーのことを説明した。 「お前、夢でも見てるんじゃないの」 道夫は笑った。 「うそじゃない。実験してみるから」 拓朗はキャンディーを舐めてみせた。 舐め終わって数分で拓朗は透明状態になった。 道夫は腰が抜けるほどびっくりした。 「だ・・大発見だ」 科学少年の道夫は興奮した。 「おれの声が聞こえる?」 拓朗は言った。 「ああ、聞こえるぜ。それより服を脱いでみろよ」 拓朗は道夫に言われた通りにYシャツとずぼんをぬいだ。シャツとパンツだけが宙に浮いている。 「下着もだよ」 道夫は言った。 「いやだよ。真っ裸じゃないか」 「鏡を見てみろ。不気味だぜ」 シャツとパンツだけが宙にあるのは確かに不気味だった。 しかたなく下着もすべて脱いだ。 「おお、これで完璧だ」 たしかにそれで拓朗の所在がどこだかわからなくなった。 「瓶の中に紙があったけど、なんだろう」 拓朗は言った。 透明になった拓朗が自分のデスクにある紙を持って、道夫に差し出した。 紙だけが道夫の前にやってきたように見える。 「ああ、これ使用説明書みたいだな。2オア3アワーズ・・・?」 道夫は自分のカバンから英語の授業で使う辞書を取り出して懸命に訳していた。 「あの・・。どうやら1粒で2、3時間、透明になれるらしい。タンパク質をすべて、透明にする効果があると書いてある。一番下は注意事項が書いてあるみたいだが・・よくわからないな」 「へえ」 道夫は透明人間となった拓朗に説明した。 「よし、薬品会社に持ち込もうぜ。おれたち、大金持ちだ」 「ちょっと待ってよ」 「なんだよ」 「ガンやエイズの特効薬ならまだしも、透明人間になるクスリって何の役に立つのかな」 そう、言われて道夫は考え込んだ。 「銀行強盗したって札束は透明にならないから、奪ってもその札束を追いかけてくるだろうしな」 確かに人類の役に立つとは断言できないクスリだ。 よい使用法に思いつかなかった。 「あるとすれば・・アレだな」 道夫はニッコリと笑った。 「やっぱり、アレだよな。だったら20錠もあるんだから、やってみようか」 「うん」 透明となった拓朗の表情はわからないが、声でうれしそうなのはわかった。 |
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「おい、ここでいいのか」 「いいよ」 拓朗と道夫はドーム球場にいた。 この日、ドーム球場では社会人アメフトの大会が行われることになっていた。 実は拓朗はアメフトファンだった。その中で社会人アメフトのチアガールたちが本場アメリカのプロフットボールのチアガール並に派手な露出とコスチュームで踊ることを知っていた。 特に「オンアワード」という繊維会社のアメフトチームのチアガールたちは最高だった。 ダンサー並の上手な踊りとむんむんとする大人の色気が強調され、拓朗は試合を見るたびに気になって仕方なかった。 「更衣室を覗いてみたいし、踊るところも間近で見てみたいな」 拓朗は言った。 「じゃあ、やってみよう」 道夫は協力することを約束した。 「成功したら、今度は俺にも協力しろよ」 「わかっているって」 2人はまず、チアガールたちが着替える予定の女子更衣室の位置を確認した。 そして、一番間近の男子トイレの個室に2人で入った。 「必ず3時間で戻ってくるんだぞ。さもないと、見えてくるからな」 道夫はストップウオッチを持っていた。 「でもさ、触れるのかな」 拓朗はキャンディーを飲んだ。 「まさか、お前、チアガールに触るつもりじゃないだろうな」 「だって、透明なんだろう。わかりゃしないさ」 「物質がなくなるわけではないんだから、見るだけにしとけよな。バレたらどうなるかわからないぞ」 「そうか」 やがて、拓朗の肉の部分から透明になり始めた。 「注意深くやれよな」 透明になった拓朗は女子更衣室前でチアガールたちの到着を待った。 ほどなく、バッグを持った10人以上の女の子たちがやってきた。 いずれも20歳前半の若さだった。 「さあ、早く着替えして・・」 キャプテンらしい女の子が言った。 透明人間となった拓朗は女の子たちにまぎれて更衣室の中に入った。 『どこに居ればいいかな』 透明だから隠れる必要はないが、邪魔になっては気づかれる。 しょうがないから入り口付近に立っていることにした。 「カギしめてね」 キャプテンの女の子が言った。 最後の女の子がドアのカギを閉めた。 チアガールたちはバッグを開いてポンポンなどを取り出した。 続いて、赤いセーターのようなアメリカンタイプのシャツとスコートのコスチュームを取り出した。 そして、もう一枚、ブルーのレオタードのコスチュームも出した。 『レオタードの方がいいな』 透明人間となった拓朗は思った。 チアガールたちは自分の前にそのコスチュームを開いて置いた。 そして、手鏡で化粧を始めた。 透明人間の拓朗は、じっくりとコスチュームを観察した。 アメリカンタイプのコスチューム用の白いアンダースコートを触ってみた。 股間にあたる部分をそっと指でこすってみた。 『おマンコがあたるところ触っている』 そう思うと男根がピンと立ち上がってくる。 しかし、半立ち状態だ。まだ、緊張が抜けていない。 化粧が終わる頃、一人の女が立ち上がってスカートを下ろした。 上に来ているブラウスを脱ぎ、ブラジャーも取った。 大きめで形のよい乳房が露出した。 ベージュのフロントホックのスポーツ用を着けた。 そして同じ色の柔らかそうなスポーツ用アンダーをつけた。 中にはそのままの下着の娘もいた。 「前半はAコスチュームでいくよ。後半はBね」 キャプテンらしい女性がみんなに言った。 「はい」 化粧が終わるとアメリカンタイプのコスチュームを着け始めた。 『Aコスチュームってアメリカンタイプか』 まず、パンティを脱いで、ベージュの柔らかそうなパンティ状のスポーツアンダーに穿き替えた。 アンダーヘヤーは個人で濃淡があった。 赤色のサマーセーターに赤い超ミニのスコートを着けた。アンダースコートは白だった。 アンダースコートはまるで「生パンティ」のように見えた。 |
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チアガールたちはいわゆるアメリカンスタイルのコスチュームのままでフィールドに出ていった。 『まっ裸じゃ、寒い』 そう思いながらも拓朗はチアガールたちについていった。 チアガールたちは元気いっぱいにフィールドで踊っていた。 拓朗は恐る恐るフィールドの中に進み出た。 誰の目にも拓朗の姿は見えていないようだった。 女の躍動する美しい姿に憑かれるように拓朗は踊るチアガールたちに近づいていった。 「レッツゴー、オンアワード、レッツゴー、オンアワード、ハイ!!」 チアガールたちは懸命に踊りを続けている。 面白くないと思ったアメリカンスタイルのコスチュームだったが、目の前でハイキックをされるとかなり『きた』。 拓朗はチアガールたちの列の目の前に回り込み、その場にしゃがんだ。 拓朗は身体の一部がさらに「硬化」するのを感じた。 「レッツゴー、オンアワード、レッツゴー、オンアワード、ハイ!!」 ハイ・・でチアガールたちは目一杯ハイキックする。 拓朗はそれを這いつくばって見ていた。 拓朗は投稿雑誌などで甲子園などで踊る高校生チアガールをほとんど真下から撮影した写真を見たことがあった。 今どき、そんなことをすれば迷惑防止条例だの軽犯罪法違反だので逮捕されてしまう。 しかし、今は拓朗は透明人間なのだ。誰にもその姿は見ることができない。 「レッツゴー、レッツゴー、オンアワード!!」 「レッツゴー、オンアワード、ハイ!!」 そのかけ声でチアガールたちは目一杯青空に向かって突き上げるようなハイキックを繰り返している。 拓朗は目一杯、チアガールに接近し、これ以上はないという「あおり」の位置からそれを見つめていた。 キックしなくても白いアンダースコートは丸見え状態だった。 『た・・たまんねえ』 それを見ている拓朗の性的興奮は高まるばかりだ。 赤色のサマーセーターに赤い超ミニのスコート。 『ちくしょう』 拓朗は見ているだけでは済まなくなった。 まず、目の前で踊っている娘の後ろに回り込んだ。 『ソレ・・』 拓朗は超ミニのスコートの裾を目一杯思い切ってめくり上げた。 白いアンダースコートに包まれた尻が丸出しとなった。 「きゃあ」 その娘は悲鳴を上げてスコートの前を押さえた。 「なにもう、変な風」 娘は風でスコートがめくれ上がったと思いこんでいる。 「スコートめくり」に拓朗の興奮はさらに高まった。 『ようし、今度は・・』 拓朗は新しい「悪戯」を思い立った。 そのまま、一番端で踊っているバストの大きな娘の後ろに回り込んだ。 『そらっ』 拓朗はその娘のサマーセーターからが浮き上がっているブラジャーの留め金を後ろから押さえ込んだ。 バチンという音がした。 同時にそのバストの大きなチアガールが悲鳴を上げた。 「きゃあ、いやん!!」 いままで豊かな乳房を押さえていたブラジャーがいきなり緩くなったのだ。 『あっ、ヤベえ』 拓朗は思った。 留め金をはずすだけのつもりが力を入れすぎて、壊してしまったかもしれない。 そのチアガールはすばやく列からはずれ、観客からは見えない球場のフェンスの陰に隠れた。 透明な拓朗はそのチアガールの近くまで行った。 そのチアガールはサマーセーターを脱いだ。 はずれたブラだけがそのチアガールの上半身にあった。 そのチアガールはその大きめブラをはずした。 チアガールは上半身裸になった。 大きめの乳房にはやや茶色ががった乳首がついていた。 巨乳のチアガールはブラの金具を確認した。 「いやだ、壊れている」 チアガールの列からキャプテンらしい娘が巨乳娘のところにやって来た。 「なにやっているの」 キャプテンが聞いた。 「ブラが壊れちゃってみたいで・・」 「ええっ、大変」 キャプテンは近くにあった救急箱から大きめのバンドエイドを2枚取り出した。 「とりあえず、これ貼って踊って。そのまま、セーター着て踊ったら乳首擦れちゃうわよ」 「ありがとう、キャプテン」 巨乳チアガールはバンドエイドを自分の2つの乳首に貼った。 そして、サマーセーターのコスチュームを再び着けて、チアガールの列に戻っていった。 さっきと違ってそのチアガールの胸は大きく波を打っている。 しかし、踊りに臆するところはなかった。 拓朗はもう射精寸前まで男根が硬化している。 チアガールがその大きな乳房を「バンドエイドだけ」で覆って踊っている。 「ああっ」 そう思った瞬間、拓朗は射精した。 立ったまま、思い切って何度も律動した。 しかし、精液はなぜか透明だった。 『そうか、タンパク質だから透明なんだ』 射精の峠を降りつつあった拓朗は一人で納得した。 射精した場所は球場の土の上だったため、誰にも気づかれそうになかった。 「ねえ、なんか変な匂いがしない」 ラインで踊っていたチアガールの一人が隣のチアガールに言った。 「なに、私は気づかないけど・・」 「なんか、栗の花みたいな」 拓朗は「しまった」と思った。 精液はタンパク質だから透明になったものの匂いは消せないらしい。 『気をつけなくちゃ』 拓朗は思った。 |
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試合はハーフタイムに入った。
チアガールたちは一斉に更衣室の方に向かって走り出した。 拓朗も一緒に更衣室へ「戻った」。 「ああ、暑かった」 更衣室へ戻ったチアガールたちは口々に言った。 「次はBコスチュームね」 キャプテンらしい娘が言った。 赤色のサマーセーターに赤い超ミニのスコートの娘たちが更衣室でそのコスチュームを脱ぎ始めた。 いままで着けていたパンティ・・いやスポーツ用のアンダーも脱ぎ、ブラも取り去った。 初夏の陽気の中で激しく踊ったためか、チアガールたちのアンダーは汗でぐっしょり濡れていた。 「早く着替えるよ」 試合前は時間があったためか、タオルで身体を隠して着替えている娘も多かったが、ハーフタイムの30分以内に着替えなければいけないためか、チアガールたちは身体を隠さなかった。 全員がスッ裸になって着替えている。 『まっ裸で着替えかよ!!』 全裸となったチアガールたちはまず、タオルで自分たちの汗で濡れた身体を拭いた。汗が流れ込んだ股間も拭いている。 「具」がはっきりと見えている。 そして、バッグから出したベージュの小さな布を開いた。 全裸のチアガールたちはその小さな布を穿いた。 『な・・なんだよ』 拓朗はびっくりした。チアガールたちの穿いたサポーターは股間だけ隠す三角布とヒモでできたTバックスタイルのものだった。 肌色の女性用フンドシだった。 『チアガールの下着って、マンコ隠すだけのフンドシ一枚なのかよ!!』 拓朗は自分の男根が再び勃起してくるのを感じた。 「せ・・先輩」 一人のチアガールがキャプテンらしい娘に声をかけた。 声をかけたチアガールはまだ高校生のような幼い顔立ちだった。 「あのう」 手には穿くべき「スポーツ・フンドシ」があった。 「これじゃなければダメですか・・恥ずかしい」 フンドシを着けることを恥ずかしがっているのだ。 「ああ、あなた初めてね。ちょっと我慢して。レオタードでしょう。ハイレグだから普通のショーツだとはみだしちゃうよ」 「は・・はい」 後輩のチアガールはしかたなく、その場で「フンドシ」を穿いた。 「お尻がスースーします」 「慣れるわよ。さあ、早く着替えてね。時間がないから・・」 チアガールたちは「フンドシ」を穿き、さらにその上に青いハイレグのレオタードを着けた。 背中が大きく開いているためにブラは着けてられないようだ。 その代わりレオタードにはカップが縫いつけてあり、全員が「ニプレス」を貼っていた。 拓朗が「悪戯」した巨乳のチアガールはそのままバンドエイドだった。 その上にジャージを着けた。 「さあ、いくわよ」 チアガールたちは金色のポンポンを持って、更衣室を出ていった。 透明人間の拓朗は、それを追いかけようかと思った。 しかし、バッグからはみ出して見えたコスチュームを目撃して気が変わった。 拓朗はドアのノブを回してみた。 ちゃんとカギがかかっていた。 これなら外から誰か入ろうとすればカギを入れなければいけない。 「よし」 拓朗はチアガールの持っているスポーツバッグのファスナーを開けた。 そして、中にあったハンドタオルを開いてみた。 中にはベージュの布があった。 その布は汗で濡れていた。 拓朗はそれを開いた。 それはアンダースコートの下に穿いていたスポーツ用のアンダーショーツだった。 『脱ぎたてだ!!』 アンダーは宙に浮いていた。 『穿いちゃおうかな』 拓朗は思い切ってチアガールたちと同様にそれを穿いてみた。 男にとってはあまりに・・あまりに小さい下着だった。 見えはしないが、拓朗の男根が前布の上から完全にはみだしていた。 思った以上に柔らかかったが汗で濡れていて気持ち悪かった。 『こんな小さな布だけ穿いて・・』 拓朗はそれ以上の言葉を想像できなかった。 地面から見上げた青空に突き上げるハイキックを思い出した。 『ああっ、たまんねえよ』 そのチアガールのハイキックを頭の中に描いた瞬間、拓朗は濡れたチアガールのスポーツアンダーを穿いたまま2度目の射精をしてしまった。 |
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拓朗の「狼藉」はとどまるところを知らなかった。 出した精液を穿いていた汗まみれのベージュのアンダーで拭き、バッグに戻した後、すぐにフィールドに出た。 『間に合った』 フィールドの端では、まだチアガールたちが準備運動をしていた。 ハーフタイムに行われるダンスショーの準備をしていたのだ。 拓朗はチアガールのバッグから小さな裁縫用のハサミを盗み出していた。 誰かに気づかれるかとは思いつつも、その裁縫用小ハサミを持ち出したのだ。 ハサミは宙を飛んでいるように見えるが、小さいために誰も気づかなかった。 準備運動はジャージ姿だった。 そのために観客席の関心を集めてはいなかった。 そのジャージの下が、いかに過激なコスチュームかは、当のチアガールと拓朗しか知らなかった。 「じゃあ、次お願いします」 係員が声をかけた。 「じゃあ、ジャージ脱いでいくよ」 15人のチアガールたちは一斉にジャージを脱いだ。 ブルーのレオタード・・長袖のまるで体操競技用にも見えるが、ハイレグの角度が鋭かった。 しかもまったく背中は丸出し状態だった。 拓朗はそれが「ベアバッグ」というスタイルということを後から知った。 また、生脚だった。 レオタードはすごく薄い生地で出来ている。 身体の線がはっきり見えた。 「それ」 チアガールたちは、金色のポンポンを持ってフィールドに散った。 透明人間、拓朗もそれに続いた。 「おおっ」 観客席からどよめきが起きた。 あまりにコスチュームが過激だったからだ。 拓朗はフィールドから道夫を探した。 道夫は双眼鏡で懸命にチアガールたちを見つめている。 道夫は遠くからそれを見なければいけない。 ところが、自分は目の前で見学できるうえ「悪戯」までできるのだ。 言いようもない優越感に浸っていた。 「ソーレ!!」 軽快なユーロビートにのってチアガールたちは腰を振り、踊り始めた。 「ソーレ!!」 おどりの途中で数人のチアガールが土台となって開脚したままの一人のチアガールを持ち上げるというルーティンがあった。 拓朗はその開脚しているチアガールを真下からのぞき込んだ。 『た・・たまらん』 ハイレグの股間を通る股布はピンとした緊張を保ちながら、性器の形に皺が寄っていた。 下にスポーツ用のアンダーやあて布があるとはわかっていても、性的には凄まじい刺激となっていた。 『ああっ・・ああっ』 2回も射精したというのに、もう拓朗は勃起を取り戻していた。 踊りは5分ほどでおしまいとなってチアガールたちは観客席の前にもどってきた。 もし、あと2分も踊っていたのならまた、「出して」しまったろう。 拓朗もチアガールたちと一緒に観客席前に戻った。 すぐにアメフトの試合の後半戦が始まった。 「後半はBコスチュームのままで応援ね」 キャプテンが言った。 試合は「オンアワード」チームが終始優勢だった。 何度もチャンスを作るため、そのたびにチアガールたちは踊っていた。 拓朗はしばらくチアガールたちの動きを見ていた。 『あっ、ハミ出している』 拓朗は一人のチアガールを注視した。 さきほど、Tバックを嫌がった新人だった。 レオタードが身体に合わないのか、Tバックのヒモがレオタードの裾の脇から出ていた。 『ようし・・』 拓朗は小さなハサミをチアガールたちに気づかれないように地面スレスレに動かして、その新人チアガールの後ろに回った。 その新人は、確か去年まで高校生だったといっていた。 つまり、拓朗の2年先輩なのだ。 十分恋愛の対象にもなりえる。 そのチアガールの裸の背中を見ると拓朗の心の中にぐっとくる感情が出てきた。 「チアガールって踊っている時はどんなことがあっても踊り続けなければいけないんだぜ」 そう言っていた道夫の言葉を思い出した。 「おっぱいポロリでもかよ」 「そう、おっぱいが出ようが、パンツが落ちようがな。先輩の彼女にチアガールやっている人がいて聞いたんだ」 『チアガールは何があっても踊るのをやめない・・。本当かな』 拓朗はそのチアガールが踊り終わったスキを見て、小さなハサミをそのチアガールのレオタードの裾からはみ出している細いヒモに当てて力を込めた。 プツンという音がした。 「キャ」 そのチアガールはヒモが「はずれた」ことがわかったようだったが、小さな悲鳴を出した。 「チャンスよ。踊るわよ」 そのチアガールを含めて全員が踊り始めた。 そのチアガールは、そのまま裾からヒモをはみ出させながら踊り続けたのだ。 ヒモがはずれて緊張がなくなったせいか、三角の前布もはみ出してきた。 試合で得点のチャンスが去って、踊りが終わった。 するとそのチアガールは、ポンポンで前を後ろを押さえるようにして観客席の前まで行き、しゃがみこんだ。 観客から見えないところでレオタードの下腹部を覗いていた。 「いやだあ、切れているじゃないの」 そのチアガールはしばらく、どうしていいのか、わからなかったようだった。 拓朗もどうするのか観察していた。 そのチアガールは決意したようにポンポンを置いて、レオタードの裾から自分の指を中に入れた。 そうして、切られたヒモではない反対側の裾からTバックの「三角の前布」を引きずり出すと立ち上がって、その「三角の前布」とヒモを脚から脱いだ。 『ええっ・・ええっ!!おい』 その新人チアガールはスポーツ用のTバックサポーターを自らの自分のレオタードから引き抜いたのだ。 『ノ・・ノーパン!!』 拓朗は心の中で叫んだ。 その新人チアガールの身体を覆っているのはもはやブルーのレオタード一枚と乳首に貼ったニプレスだけだ。 下腹部の下着は一切ない。 ノーパンティ・・ノーパン状態となったのだ。 「さあ、踊るよ!!」 キャプテンの声でその新人チアガールは切れたサポーターを自分のタオルの中に隠してラインに戻った。 ノーパンでもそのチアガールは踊り続けようとしている。 『くう』 拓朗はさらに、そのチアガールを「苛め」たくなった。 拓朗はラインにならんだチアガールの後ろに再び回った。 レオタードはするどい角度でそのチアガールの尻を覆っていた。 激しく踊るため、いつ、そのレオタードの裾のヒップラインが崩れても不思議ではなかった。 事実、そのチアガールは何度も裾を直している。 『ようし・・』 拓朗はすばやく、レオタードをつまんで、辛うじて尻に止まっているレオタードの裾のラインを崩した。 プルンと二つの臀部の美しい丘が剥き出しとなった。 「きゃ、ま・・またあ」 そのかわいい新人チアガールは再び小さく悲鳴を上げた。 レオタード自体が完全に「Tバック」となった。 白く若々しい肌を持った尻は完全に露出した。 しかし、踊っている間は裾を直すわけにはいかなかった。 多くの観客の前でその新人チアガールはチアガールの練習でヒップアップした美しい臀部を「披露」しているのだ。 「ソーレ!!」 踊りの最後は、大きく開脚しての側転だった。 『ああっ、オマンコの襞(ひだ)はみ出しちゃうよ!!』 新人チアガールは目一杯、大きく両脚を開き、最後は見事に前後開脚を決め踊りを終えた。 「いやだあ、お尻丸出し」 その新人は小声で言った。 裾も直さず「Tバック」のままで開脚を決めたチアガールの後ろ姿を見た拓朗は、3たび射精してしまった。 やはり精液は透明だったが、もはや液量は少なかった。 その新人チアガールは、踊り終わってやっとポンポンで前後を隠して裾を直した。 『ちくしょう、触れられないんだよな!!』 拓朗は射精することでなんとかその行為を思いとどまった。 拓朗は人生で最も「甘い天国と地獄」を経験した。 |