「私が穿くようになった理由(わけ)」


どうして高校生の私がレオタードの下に「Tバック」を穿くようになったかですって?
う〜ん、先輩からいわれたからですね。
新体操やる子ってだいたい小学校高学年から中学校で始めて、中学で大会なんかに出るようになるんですね。山崎浩子さんの「楽しい新体操」なんか読んでね。
もちろん、大会に出るときはレオタードです。
ユニフォームなんだから恥ずかしいなんて思いませんよ。
でもその時は普通のパンツ。
ちょっと進んだ子はバレエ用のショーツなんかを着けます。
中学のクラブにも先輩がいますが、そんなところまでは話をしません。
変わるのはは高校に入って本格的に新体操を始める時ですね。
一番「Tバック」初体験するのは新人戦です。
高校生活で初めての一番大きな大会なんで、ちゃんと先輩たちがレオタードや髪形まで世話するわけです。で、当然、アンダーも・・・。
練習ではそんな過激なものは着けませんが、試合となれば真剣勝負。
そんな中で先輩が「『プチッティ』を穿いた方がいいよ、下着のハミ出し気にしないで済むから」と言われるわけですね。
多くの子は「『プチッティ』ってなんですか?」なんて聞くわけですが、クラブで長いことやっている仲間や親切な先輩が一応、「Tバックのスポーツ用下着よ」などと教えてくれて、一緒に買いに行ってくれるわけです。
で、その場で買って家に帰るんです。だいたいフリーサイズで2枚一組2000円以内と格安ですから、その店で開くなんて考えもしませんよ。
それにたいがい練習用レオタードなんかと一緒に買ちゃうから、「おまけ」という感覚ですね。
家に入って自分の部屋でパッケージを開けて初めてビックリ。
だって、後ろがヒモのTバックですもの。
私なんか「ちょ・・ちょっと、小さすぎるよ。こんなの穿くの」って言ちゃいましたね。
でスカートとショーツを脱いで・・・。
あっ、すごくHな目した。
えっ、「下半身丸出し」・・。もう、Hなんだから。
それで『プチッティ』穿いてみるんですね。
穿くっていうよりも「付ける」って感じ。
もう、こんな下着、この世の中にあるのか、ってくらい恥ずかしいよ。
でも、穿いてみると結構、動きやすかったりして。
えっ、どうしてわかったかって。試してみたんですね。
どう・・どうやって試したかって。バランスしたり開脚したりして。
なんで、驚くんですか?
「ヒモフン一丁で新体操」って・・バカ!! もう知りませんよ!!
許してくれって、ここ、おごってくれるの。わあ、うれしい。
えっ、話を続けろって。わかりましたよ。
で、ですね。
それに試合用のレオタード着るんです。ブラはYバックのスポーツタイプですね。
えっ、肛門が擦れて気持ち悪くないかって。
そうなんですよ。最初、ものすごく気持ち悪い。
ヒモだけが通っているっていうのはなんかわびしいんです。
それに後ろが「ヒモだけ!!」っていうのは抵抗大きいですよ。
でも、先輩なんかにいうと「気合いが足らない」なんて怒られちゃいますね。
それに、試合の時だけですから「試合用ショーツだ」って自分を納得させますよ。
後は練習あるのみ。
なんで笑っているんですか。
「下手なくせに・・」って、それとこれとは別です。真剣にやる気がなければそんな下着なんて穿きませんよ。普通・・。
えっ、「素肌にレオタード着ける子がいるのか」って。
『プチッティ』も穿かないスッポンポンのスッ裸でですか。
う〜ん、そんな子いるのかな。
上の上、世界選手権に出場するような人ならそうかも・・・。
裸なら外人さんですよ。
一度ですね、国際大会のお手伝いをしたことがあって更衣室に入ったんですが、外人選手は穿かない人もいるみたいでスッパダカで歩き回っていましてよ。
日本の高校の大会ではそんなことはありませんよ。たぶん。
えっ、ここに出してみろって、何を?
「使っているやつ」・・って。『プチッティ』をですか。
実物見たいんですか。しょうがないですね。
はい、これ。ねっ、スゴイでしょう。ほとんどヒモパンですものね。
どうしたんですか。そんなまじまじ見て。
ひ・・開かないでくださいよ。こんな喫茶店で・・。
一応、女子高校生の下着なんですよ。恥ずかしいじゃないですか。
濡れているって。今日、試合前だから練習で使ったんですよ。
帰って洗うんですよ。
ちょ・・ちょっと、そんなとこを触らないで!!。
そ・・そこ、私の「女の子」が触ったところなんです。
えっ、どうしたんですか、急に。
「もう、耐えられない」って。
待ってください。
「トイレに行く」って。何のことですか?
ああっ、行ちゃった。
ちゃんと払ってくれるのかな。このコーヒー?

(おわり)



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